名刺の再版と改版とは
勤務が長くなると、名刺が足りなくなったり部署異動になったりと、再度印刷が必要となるのはよくあります。以前作成したデータがある場合には、再利用するのが効率的ですが、どのように注文すればいいのでしょうか。はじめに、名刺を再注文する際の再版と改版の違いについて解説していきます。
再版とは
再版は、以前名刺を作成した際のデータをそのまま活用して増刷することを指します。
自社内でデータ保存をしている場合には、印刷業者に引き渡し印刷を実施しますが、名刺作成サービス業者によってはデータの保管・管理も行っている場合もあります。このサービスを利用しているときには、新たに必要となる枚数のみ伝えればよいだけなので、名刺増刷が簡単に実行できます。
またオンラインの名刺作成サービスでは、自身でデータ保存をするクラウドストレージ(保管庫)を提供しているケースも多く見られます。この場合も変更箇所がなければ、そのまま活用できて便利です。
改版とは
再版が前のデータのまま増刷するのに対して、改版はデータの一部を修正・変更して印刷する必要がある場合に行われる方法です。
異動により部署名が変更されたり役職名が追加されたりした場合、社名やロゴの変更、デザイン修正によるパーツのサイズ変更や位置変更など、少しの変更であっても企業の名刺は作り直す必要があります。
名刺の変更が必要となった場合に、デザインを一からすべて作成するのは時間もコストもかかります。現行の名刺をベースにして変更箇所のみ修正できれば、バランスが崩れたり情報が抜け落ちたりする心配もありません。
元のデータがあるほうがスピーディーに、新しい名刺を作成できます。時間と手間をかけずに、状況に応じた名刺を作成・印刷する方法が改版です。