名刺に効果的。写真を入れた名刺で印象アップ!

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投稿日:2020年06月12日  更新日:2024年06月26日

名刺に効果的。写真を入れた名刺で印象アップ!

名刺に効果的。写真を入れた名刺で印象アップ!

活版印刷からオフセット印刷、オンデマンド印刷など印刷技術が発展し、印刷物の品質が向上するに従い、名刺に写真を入れることも可能になりました。顔写真付き名刺をよく用いるのは、営業職が多いでしょう。顔写真付き名刺は、名前と顔を同時に覚えてもらうのにとても役立ちます。
名刺に使用する写真は多種多様で、商品や社屋の写真では会社のイメージを訴求するのに役立ちます。ここでは、名刺に使う写真の種類や効果、名刺用の写真の撮影方法など、目的に応じた写真の取り扱いについて解説します。

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名刺の写真、その効果は?

名刺の写真、その効果は?

写真の視覚的イメージは、脳の海馬を通じてスピーディーに感情を刺激します。人間は感情の動物といわれるように、初対面で好印象を与えると、長く記憶に残り、その後の関係構築にも良い影響を与えます。そのため、初対面の相手に好印象を残しコミュニケーション効果を高めるために、名刺に写真を掲載するのは積極的に活用したい手法です。

名刺に使う写真の種類

写真が掲載された名刺といえば、営業用のものを多く見かけます。営業名刺に使う視覚的イメージを利用した名刺には、人物だけでなく商品などモノも含めたさまざまな訴求が可能です。

人物の写真で、親しみ効果

人物の写真を掲載する場合は、顔写真がポピュラーです。また、医師やスポーツ選手など専門性がある職業の場合には、白衣やユニフォームなどを着用した全身写真や、仕事中の写真を掲載すればその特徴をアピールできます。また、仕事道具、建物、商品を一緒に掲載するのもよいでしょう。

商品やサービス、社屋などの写真

企業の一員として名刺交換をする場合には、自社についての説明も欠かせません。そこで、企業の代表的なサービスや商品、社屋や工場、ほかにはない機器や設備などの写真を載せ、話題の一つにすることもいいでしょう。
ほかにも、風景、花、楽器などの仕事や人柄を伝えるイメージ写真も使えます。個人事業主やパーソナルの名刺なら、ペットや自宅の菜園、趣味の作品などで親しみを感じさせるのも会話を広げる効果があるでしょう。

名刺の写真を効果的に撮るポイントをつかもう

名刺の写真を効果的に撮るポイントをつかもう

スマートフォンやデジタルカメラなど撮影機器の進化や一般化により、写真は誰でも手軽に撮影できるようになりました。オート機能を使えばピント合わせや光の調節なども気にせず、鮮明できれいな写真が撮影できます。しかし、見やすい写真にするには構図や目線などいくつかの基本を知ることが大切です。

構図

構図とは、画面の中の配置のことです。被写体の位置を決めるのに効果的な三分割法、三角形構図などを活用しましょう。以下に、その構図について説明します。

三分割法

三分割法は写真を縦・横でそれぞれ三分割し、その分割線の交差する位置に被写体を置く方法です。「構図の王道」といわれる配置で、バランスの良い写真ができあがります。

三角形構図

三角形構図は、三角形の形の中に被写体を納める、あるいは3点に被写体を配置する方法です。安定感やまとまり、奥行きを感じさせられる構図です。建物の外観写真や複数商品を配置する商品写真にも適しています。

余白を効果的につかう

ストーリー性を感じさせる写真にするには、余白を多めに取るのがおすすめです。ここでいう余白とは、被写体以外の背景の空間を意味します。名刺に掲載する場合は、名刺の中の写真のスペースをどれくらいにするかによっても余白の大きさが変わってきます。人物写真であれば頭の上の余白は少なめに、社屋の写真や空や周囲の風景を入れバランスが良くなる配置を見つけましょう。

目線に注意し、流れを演出

写真を撮る時、カメラの目線は「見上げる」、「のぞき込む」、「寄る」、「引く」が基本パターンです。 「寄る」目線ではメリハリがはっきりし、新鮮な感じが生まれます。「のぞき込む」目線は、包み込むような優しさを生み出せます。 目線を「引く」と奥行とバランスの取れた写真に、「見上げる」と被写体の高さがでる写真になります。
商品の写真では、全体を写すか、寄って細かい部分に注目するかでは印象が変わります。営業用の人物全体写真では一度横向きに立ち、体をねじって正面を向くとスマートな立ち姿が出来上がります。顔が明るく見える位置を確認しましょう。
建物を一緒に撮る写真では、建物を見上げた大きさや遠近感を表現すると効果があります。被写体によって目線を変え、いろいろな目線でできるだけ多く撮影すると、伝えたいイメージを探しやすくなります。

光の印象で写真の印象も変わる

自然の太陽光には、早朝の光、真昼の光、夕暮れなどたくさんの種類があります。また、写真は光の取り込み方、採光には被写体との位置関係で順光、サイド光、逆光の3種類があり、印象が変わります。正面から光が当たる順光は、色や形がはっきり写り、影のなくフラットで立体感のない写真になります。その場合は、自分の手などで影の部分をつくる工夫で味わいが生まれます。
横から光が当たるサイド光は、角度によって見え方が変わります。明暗ができ、立体感や質感が生まれるきれいな角度を探しましょう。 逆光は、被写体の後ろから光が当たることで、幻想的でふんわりした優しい雰囲気をつくれます。
ライティングなどを活用すると、よりさまざまな印象をつくり出せます。

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名刺の写真の撮り方で、求めるイメージをつかむ

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写真撮影には、大きく自分で撮影する方法と外部に専門家に依頼する方法があります。自撮りは手軽で便利ですが、プロの撮影のようにはなかなかうまく行かないものです。一方、外部のフリーカメラマンや街の写真屋さん、写真スタジオにお願いする方法があります。名刺に掲載する写真は、自分が気に入ったもので構いませんが、受け取った人に、どのような印象を持ってほしいかにこだわる場合は、撮影技術やポーズ、表情やメイクアップなどにも工夫が必要です。ハイレベルで納得した写真を望む場合は、プロに撮影をお願いするのも選択肢の一つです。

自分で撮影するメリット

デジタルカメラやスマートフォンなどで、簡単に自撮りができます。自分自身だけでなく、風景、道具など、自分で撮影したお気に入りの写真を使っても、名刺はつくれます。自分で撮影するメリットは時と場所を選ばないこと、納得がいくまで試行錯誤できることでしょう。

撮影スタジオで撮影するメリット

撮影スタジオを利用する場合は、プロのカメラマン、美容師、メイクアップアーティストなどプロのスタッフがそろっているのが特徴です。営業用のビジネス名刺の効果を最大にしたいと考えるなら、撮影スタジオへの依頼を検討するのもいいでしょう。プロのスタッフは、名刺を渡す相手が「仕事を任せてみたい」と思う印象を持つ写真に仕上げてくれます。
撮影の際は、洋服選びから、撮影用のへスタイル、メイクアップ、プロポーションが良く見えるポーズなどの指導も受けられ、ライティングも準備してくれます。 さらに、撮影では気持ちを高め良い表情を引き出すような雰囲気づくりをしてくれます。撮影した写真のセレクトにも専門的なアドバイスを受けられます。必要に応じたレタッチにも対応してもらえます。予算的には1.5万円~8万円くらいまで幅はあり、サービスの内容と予算に合わせて選ぶとよいでしょう。コストはかかりますが、好印象を与える写真を撮影するチャンスと考えて一度チャレンジして見るのもよいでしょう。

街の写真専門店にて撮影

顔付き写真など営業名刺用の写真なら、街の写真専門店に依頼するのもおすすめです。基本的な照明設備や背景など一定の撮影環境がそろっており、人物撮影の経験が豊富なカメラマンが撮影してくれます。事前に服装、ヘアスタイルなどの相談をしておくのもいいでしょう。

フリーのカメラマンに依頼する

フリーランスのカメラマンに撮影を依頼するのもおすすめです。特に、仕事場や社屋など現地での撮影が必要な場合は、気軽に依頼できます。フリーランスの紹介サイトを利用すると便利です。たとえば、ランサーズなどでカメラマンを探す場合、カメラマンの経歴や得意分野、予算など好みの条件で検索できます。また、ブログなどで作品を発信している個人に直接交渉する方法もあります。

まとめ

名刺に写真を加えることで、人物や会社、商品やサービスを効果的にアピールすることが可能です。ただし、名刺のスペースには限りがあります。写真付き名刺の訴求力を高めるためにも、まずは顔写真や商品、社屋などビジュアルでアピールしたいものを決めることが出発点です。その上で自撮りや外部への依頼など、予算とこだわりに合わせ撮影方法を選ぶようにしましょう。
縦型名刺、横型名刺、カラー写真、モノクロ写真、人物・商品・風景など組み合わせで写真付き名刺のバリエーションは無限に広がります。自分だけ・自社だけの使える名刺をつくり上げましょう。

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