普段の名刺に高級感をプラス!簡単・手軽にできるPP加工の魅力

投稿日:2021年05月12日  更新日:2021年05月18日

普段の名刺に高級感をプラス!簡単・手軽にできるPP加工の魅力

普段の名刺に高級感をプラス!簡単・手軽にできるPP加工の魅力

PP加工は、印刷した紙の表面に特殊なフィルムを貼って異なる風合いを出す加工技術です。紙にまつわる特殊加工には、箔押しや空押しなどさまざまな種類がありますが、PP加工は、特別なデザインを考えなくても行えますし、比較的ローコストですから、初めての特殊加工にもおすすめです。 この記事では、PP加工の特徴と、名刺に利用する際のメリット・デメリットを紹介しています。ぜひ、名刺作りの参考にしてください。

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PP加工の種類と特徴

普段の名刺に高級感をプラス!簡単・手軽にできるPP加工の魅力

そもそもPP加工とは、紙の表面にフィルムを貼ることで、耐久性や美しさをアップさせる加工技術です。フィルムにはいろいろな種類があり、さまざまな風合いを表現することができます。PP加工の種類とそれぞれの特徴をまとめました。

クリアPP(艶PP・グロスPP)

クリアPP(別名、艶PP、グロスPP)は、もっとも一般的なPP加工のフィルムで、名刺にも使われることがよくあります。ビニールのようなつるつるとした質感が特徴です。
クリアPPは光沢のあるフィルムなので、光を当てると艶やかな仕上がりになります。何も貼らない場合に比べると発色も鮮やかになるので、明るいイメージを打ち出したい場合や、色味を強調したい場合におすすめです。

マットPP

マットPPも、クリアPP同様に比較的メジャーなPP加工のフィルムで、名刺印刷に使われることも多くあります。
一方、フィルムの特徴はまったく異なります。マットPPは、クリアPPとは反対に、光沢を抑えてしっとりとした印象を与えます。手触りもさらりとしていて、穏やかでシックな風合いです。 なお、光沢がないため、クリアPPほど鮮やかには発色しません。落ち着いた雰囲気の仕上がりになります。

ホロPP

ホロPPは、ほかのPPにはない「柄がある」という大きな特徴を持っています。トレーディングカードやシールのいわゆる「キラカード」が、ホログラム加工です。
ホロPP加工した紙に光が当たると、ホログラムの模様が光ります。柄は、星屑のようなものやハート柄、モザイク柄など多種多様ですが、どれも透明なので、下の印刷面が読めなくなったり、覆い隠されたりすることはありません。

ベルベットPP

ベルベットというのは、毛足の短い起毛素材の高級生地のことで、天鵞絨(ビロード)とも呼ばれます。ベルベットPPは、このベルベットのような高級感のあるしっとりとした肌触りが特徴のPP加工です。
マットPPの特徴をさらに強く打ち出したような雰囲気ですが、手触りはマットPPとは大きく異なります。指先に吸い付くような独特の手触りは、ベルベットPP独特のものです。

エンボスPP

エンボスPPも、ホロPPと同様に柄を持ったPP加工です。ただし、ホロPPのように明らかな模様がついているのではなく、表面の凹凸によって柄のような雰囲気が出せます。
エンボスPPを貼ると、凹凸のある特殊紙に印刷したような風合いになります。また、種類によっては、レザーのような質感を出すことも可能。手で触れた際にも凹凸がわかりますから、見た目だけでなく触った感触でも強い印象を与えることができます。

名刺をPP加工するメリット

名刺をPP加工するメリット

名刺は、PP加工をせずに作成することもできます。しかし、コストをかけてPP加工をすることで得られるメリットもあります。名刺をPP加工することで得られるメリットを見ていきましょう。

高級感が生まれる

なんの加工もしていない紙に印刷しただけの名刺と、ひと手間加えてPP加工を施した名刺では、やはり、見た目や手触りの高級感が違います。
特に、名刺は面と向かって直接交換することの多いものです。手渡しするものですから、手触りの変化をともなうPP加工は、相手が受ける印象を強めるという意味でもメリットが大きいといえるでしょう。受け取った瞬間「普段やり取りしている名刺と手触りが違う」と思ってもらえれば、それがフックとなって興味を持ってもらいやすくなります。 また、ホロPPやエンボスPP、ベルベットPPなど、名刺には珍しいPP加工を施せば、話題作りやアイスブレイクとしても役立ちます。

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耐久性が高くなる

PP加工は、紙にフィルムを貼る加工ですから、見た目だけでなく、耐久性を高めることもできます。破れや汚れを防いでくれるため、長く取引先に保管して活用してもらいたい名刺にぴったりです。
ただし、マットPPはスレに弱いという特徴を持っています。社内で保管する際、無暗に紙同士をこすり合わせると、表面に細かい傷ができてしまうことがあるので気を付けましょう。

ブランディングに役立てられる

名刺によく使われるPP加工は、クリアPPとマットPPです。 クリアPPは、鮮やかで鮮烈な印象や、元気な印象を与えやすく、マットPPは、穏やかさや落ち着き、やさしさなどを感じてもらいやすい加工です。
さらに、手触りが独特のベルベットPPやエンボスPP、見た目が華やかで話題性抜群のホロPPなどは、名刺に使われることが多くない分、相手に強い印象を与えることができます。 同じPP加工でも、それぞれ相手に与える印象がまったく違うため、自社の打ち出したいイメージに合わせて選びましょう。

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特別なデザインを考えなくてもできる

名刺に活用できる印刷加工技術のなかには、デザインセンスがないとうまく活用しきれない難しいものもあります。一方、PP加工は、普通に印刷した名刺の上にフィルムを貼るだけの加工ですから、これまでの名刺にプラスするだけで、誰でも、簡単に行うことができます。
もちろん、ホロPPやエンボスPPなどは、デザインによってユニークな使い方もできます。しかし、名刺によく使われるクリアPPやマットPPは、これまでの名刺と同じデザインのまま行っても十分効果的です。
デザインの上級者向けとしても、初級者向けとしても活用できるのもPP加工の魅力だといえるでしょう。

名刺をPP加工するデメリット

名刺をPP加工するデメリット

名刺のPP加工には、メリットだけでなく、デメリットもあります。利用する際に気を付けておきたいポイントをまとめました。

反りが出ることがある

PP加工でフィルムを貼る際に、反りが出てしまうことがあります。特に、ホロPPやエンボスPPはフィルムが厚めなので反りが出やすい傾向にあります。

コストがかかる

クリアPPやマットPPは、特殊加工のなかでは比較的安価にできる加工方法だといえるでしょう。とはいえ、加工をしない場合と比べるとコストはアップしてしまいます。

色味が変わることがある

クリアPPを貼ることで起こる鮮やかな発色は、PP加工のメリットのひとつです。しかし、あまり色を鮮やかにしたくないという場合は、かえってデメリットになってしまうでしょう。
PP加工は、印刷面にフィルムを重ねることから、どうしても色味の変化が出てしまうことがあります。どのように印象が変わるのか知りたい場合は、フィルムを貼る前と後の見本を取り寄せて比較してみることをおすすめします。

適した紙が限定される

PP加工は、紙にフィルムを貼る加工ですから、ベースとなる紙が薄すぎるとうまく貼ることができません。また、和紙や特殊紙など、本来の紙の質感を大切にしている紙にPP加工をしてしまうと、質感を変えてしまうことになります。
名刺用紙にもこだわりたいが、PP加工もしたいという場合は、印刷所に問題がないかどうか事前確認を行ったり、見本を取り寄せたりして、仕上がりの確認をしましょう。

まとめ

PP加工は、従来の名刺デザインにプラスするだけで、簡単に印象をワンランクアップできる手軽な加工方法です。「特殊加工の名刺を作ってみたいが、デザインセンスに自信がない」という場合でも、PP加工なら心配無用です。
とはいえ、使うフィルムによって、仕上がりの印象は大きく変わります。自社の取り扱い商材や、相手に与えたいイメージに合わせて選択することが大切です。イメージが湧かないというときは、見本やパンフレットを取り寄せて、実物を見てみるところから始めましょう!