ママ名刺に記載する情報
ママ名刺の情報掲載に決まったルールはありませんが、ママと子どもの名前、連絡先、簡単な自己紹介を掲載するものが一般的です。
掲載に注意が必要な項目には、自分の経歴や趣味、夫の職業などがあります。ママ名刺を交換するコミュニティの主役は、あくまでも子どもです。自分や夫のことを主張しすぎると、自慢や優越感の誇示と感じさせてしまうことがありますので、控えめで好印象なママ名刺にすることが大切です。
1.ママと子どもの名前
ママ名刺には、ママと子どもの両方名前を書きます。
ここで気をつけたいのが、どちらがママで、どちらが子どもの名前なのか、ひと目でわかるようにすることです。パッと見て「○○ちゃんと、○○ちゃんママの××さん」とわかってもらえるようにしてください。
写真の掲載はママと子どものツーショットの写真か、子どもだけの写真をおすすめします。名前と顔が一致しやすく、覚えてもらいやすくなります。
ただし、よく知らない人に写真を渡すのはリスクを伴います。写真入りの名刺は、同じ幼稚園のママ友など、限られたコミュニティ内での交換にとどめましょう。交換の際には、互いに「名刺の写真をSNSにアップしない」など、意思の共有を確認し、情報リスクが拡大しないよう気を配るとよいでしょう。
2.連絡先の記載
あまり親しくない人に渡すママ名刺には、詳細な連絡先を記載しない方がいいかもしれません。LINEのIDやSNSのアカウント程度にとどめておくのも良い方法です。
一方、ある程度親しい間柄のママとの名刺交換では、電話番号、住所などを記載した名刺を用意するなど、複数のタイプの名刺を使い分けることをおすすめします。幼稚園のママ友などの場合は、電話で連絡を取り合ったり、おうちに遊びに行ったりすることもあるでしょう。そのような相手には、安心して連絡先を記載したママ名刺を渡すことで交流を深められるでしょう。
それぞれのコミュニティとの関係性や相手との距離感、リスク度合いを考えて、複数の名刺を使い分けるママ名刺の運用方法をあらかじめルール化しておくことも大切です。
3.自己紹介
ママ名刺には、子どもの生年月日や好きな食べ物などを載せたり、「○○(子どもの名前)のママです」「○○ママの××です。よろしくお願いします」といったあいさつの文を入れるなど、親しみの持てる名刺にするのがおすすめです。
ただし、子ども自慢になってしまうような特殊な習い事や経歴などは書かない方が無難でしょう。
子どもを通じた出会いをより良いものにするために、節度のある表現を心掛けましょう。