名刺と封筒をブランディングに活用しよう!印刷所選定のポイントとは

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投稿日:2021年05月25日  更新日:2021年08月19日

名刺と封筒をブランディングに活用しよう!印刷所選定のポイントとは

名刺と封筒をブランディングに活用しよう!印刷所選定のポイントとは

「名刺」と「封筒」は、起業する際に事前に準備しておくべきものとして挙げられることも多いビジネスの必需品です。日々の業務で、当たり前に使っているという人も多いでしょう。しかし、名刺と封筒は単なる文具やビジネスアイテムではなく、他社とのつながりを持つために利用するものです。無難にまとめるのではなく、自社のイメージを上げたり、ブランディングに活用したりできるデザインを採用しましょう。 今回は、名刺と封筒をブランディングに活用するポイントや、印刷所を選ぶときのポイントについて解説します。

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印刷所で印刷する

印刷所で印刷する

名刺と封筒を無難なデザインにするか、ブランディングを意識したデザインにするかによって、取引先に与える印象が変わります。企業のブランディングを成功させるために、名刺と封筒を活用しましょう。意識すべき4つのポイントをまとめました。

印刷所で印刷する

名刺は、印刷所に依頼して印刷してもらうほか、自社のプリンタで印刷することもできます。また、個人事業主や小規模な会社の場合、封筒は市販品を使っているということもあるかもしれません。 しかし、受け取った相手に好印象を残すためには、印刷所で作成した名刺や封筒を使ったほうがよいでしょう。自社で作った名刺や市販の封筒は、どうしてもその場しのぎや間に合わせといった印象になってしまうからです。コストはかかりますが、宣伝広告費の一環として考えるのがおすすめです。

コーポレートカラーをデザインに取り入れる

名刺や封筒を見たときに、すぐに「あの会社のものだ」とわかってもらうためには、コーポレートカラーや会社のロゴを取り入れるのが効果的です。会社のイメージに合わせてカラーやデザインを決めましょう。

デザインやイメージを統一させる

名刺と封筒のデザインは、それぞれ個別に考えるのではなく、共通のイメージやモチーフを設定しましょう。 とはいえ、名刺と封筒は、用途もサイズも違いますから、まったく同じデザインというわけにはいきません。また、まったく同じロゴを入れるだけというのも、あまりひねりがないでしょう。
そこでおすすめなのが、「まったく同じではないが、両者の関連性を感じさせるリンクしたデザイン」を採用することです。統一イメージを自社のブランディング戦略に沿ったものにすれば、取引先からの印象を操作することもできますし、センスのある会社だと一目置いてもらえるはずです。

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紙や加工方法にもこだわる

名刺の紙には、コート紙やマット紙、封筒には上質紙を使う場合が多いでしょう。しかし、これ以外の特殊紙を使った名刺や封筒もあります。 また、1色刷りだけのシンプルな名刺や封筒もあれば、フルカラーのものもあります。さらには、PP加工や空押し加工、箔押し加工など、さまざまな加工を名刺や封筒に活用することもできます。
特殊紙や特殊加工を使った名刺や封筒は、高級感があり、受け取った人に「大切にされている」という気持ちを抱かせやすいものです。コストはかかりますが、それ以上のリターンが見込めるのであれば、紙や加工にこだわった名刺や封筒を作るのもおすすめです。

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名刺と封筒の印刷は同じ会社に依頼しよう

名刺と封筒の印刷は同じ会社に依頼しよう

名刺や封筒の印刷をしている印刷所は複数あります。多くの場合は、名刺や封筒、チラシなど、ビジネスに使えるアイテムを一括して注文できるようになっているでしょう。これは、発注する側からしてもメリットがあります。

イメージを統一しやすい

たとえ同じ素材とインクを使い、同じ加工をしたとしても、印刷所によって微細な仕上がりが異なります。そのため、名刺と封筒を印刷する会社をころころ変えていると、微妙に雰囲気の違う出来上がりになってしまうのです。 反対に、名刺と封筒をいつも同じ印刷所で印刷すれば、両者のイメージを統一しやすくなります。対応可能な加工技術や取り扱っている紙の種類も一定ですから、名刺と封筒共通でこだわりのデザインを実現することも可能です。

事務処理が楽

取引先が増えると、それだけ支払先が増えてしまいます。支払い手続きの手間がかかるうえに、取引先の与信管理や振込先管理もしなければいけません。 名刺と封筒の印刷所を統一しておけば、取引先が増えることはありませんから、その分事務処理が楽になり、業務にかかる時間を削減できます。

ブランディングに沿ったデザインが可能

印刷所のなかには、所属デザイナーが名刺や封筒のデザインまで行ってくれるところがあります。このような印刷所に依頼すれば、自社のブランディングに合わせたデザインを作ってもらうことができるでしょう。

お得なセットプランがある

名刺と封筒の印刷両方を取り扱っている印刷所では、バラバラに依頼するよりもお得なセットプランを用意していることがあります。 名刺と封筒はどちらも必ず必要なビジネスアイテムですから、お得に発注できるというのは大きなメリットになります。

発注先の選定方法

発注先の選定方法

印刷所にはたくさんの種類があります。そのなかでどこの印刷所に発注するのがベストなのかは、それぞれの企業が求めるサービスによって異なります。発注先を選定する際のポイントを紹介します。

印刷加工技術

印刷所によって、行える加工の種類やバリエーションが変わります。 名刺や封筒を印刷する際に特殊印刷を使用したデザインにすると、それだけ高級感のあるアイテムを作ることができますし、取引先にも強い印象を与えることができるでしょう。
凝ったデザインにしたい場合や、一風変わった名刺や封筒を作りたい場合は、さまざまな加工ができる印刷所を選ぶのがおすすめです。また、あらかじめ行いたい加工が決まっているのであれば、実現できる印刷所を探して依頼する必要があります。

用紙の種類

名刺や封筒の印刷に使える紙の種類は、依頼する印刷所によって変わります。封筒や名刺に使いたい紙を取り扱っている印刷所を選びましょう。特に特殊紙は、紙によってできる加工方法や特徴が異なります。紙の特性を熟知し、適した印刷方法や加工方法を提案してくれる印刷所であれば、期待通りに仕上げられます。

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デザインサービスの有無

オリジナルデザインの作成を依頼したい場合は、デザイナーが所属している印刷所や、デザインサービスを行っている印刷所を選びましょう。このとき、デザインサンプルをチェックすることで、自社のイメージに合ったデザインが可能かどうかがわかります。デザインセンスや得意な方向性にも違いがありますから、希望に合ったデザイナーを見つけることが大切です。
名刺や封筒をブランディング強化に活用したいのであれば、名刺と封筒のデザインをリンクさせるのが得意なデザイナーや印刷所がおすすめです。
なお、名刺や封筒のデザインは、印刷所に所属していないデザイナーに依頼して作ってもらうこともできます。希望に合致する印刷所が見つからない場合は、外部のデザイナーにデザインしてもらったデータを印刷所に持ち込みましょう。

納期

名刺や封筒は、切らしてしまうと仕事に支障をきたすものです。希望通りの納期で納品が可能かどうかは、必ず確認しておきましょう。 特に、特殊加工をする場合や、デザイナーにデザインを依頼する場合は、印刷だけを依頼するよりも納期に時間がかかります。希望の加工ができるかどうかはもちろん、どのくらい時間がかかるのかもあわせて見ておく必要があります。

予算

デザインにこだわった魅力的な名刺や封筒を作ろうとすれば、その分コストはかさみます。とはいえ、同じ加工や印刷方法でも、印刷所によってかかる金額は変わります。 自社の希望するデザインや納期について、予算内で実現できる印刷所を探しましょう。

発注手続きの方法

発注手続きの方法も印刷所によって違いますが、これは一概にどの方法がいいと決められるものではありません。 電話一本ですぐに印刷してくれる昔なじみの印刷所を使うのが便利という企業もあれば、Web上で会員登録をして24時間いつでも受け付けてくれる印刷所がいいという企業もあります。 大切なのは、発注手続きの方法が自社のスタイルに合っているかどうかです。事務スタッフの負担にならない方法で発注できる印刷所を選びましょう。

まとめ

会社名とロゴを印刷しただけの封筒や、よくあるテンプレートを使っただけの名刺を使っている企業は、ブランディングの機会を失っているといえるでしょう。 封筒と名刺のデザインにこだわり、ブランディングに沿った共通のイメージでデザインすれば、取引先からの印象を強めることができます。名刺と封筒、共通で使えるデザインテンプレートがある印刷所や、デザイナーがオリジナルデザインを考えてくれる印刷所などもありますから、自社のイメージに合った名刺や封筒作りを心掛けましょう。