名刺の電子化はどうやるのが正解?おすすめの方法やメリットを紹介

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投稿日:2021年07月27日  更新日:2021年08月27日

名刺の電子化はどうやるのが正解?おすすめの方法やメリットを紹介

名刺の電子化はどうやるのが正解?おすすめの方法やメリットを紹介

名刺の電子化は、取引先の情報の有効活用や業務の効率化に役立ちます。しかし、「名刺の電子化が役立つといわれても、どこからどのように始めればよいかわからない」という担当者の方もいらっしゃるでしょう。そこで、この記事では、名刺を電子化する方法についてわかりやすく紹介します。 名刺の電子化を早期に進めれば、それだけスピーディーな業務改革につながります。具体的な方法がわからずに足踏みをしているという方は、ぜひ参考にしてください。

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受け取った名刺を電子化する5つの方法

受け取った名刺を電子化する5つの方法

名刺は、実体のある「紙」でやり取りすることの多いものです。 近年増加している「オンライン名刺」であれば、最初から電子データとして名刺情報を受け取れますが、そうでない場合は、紙の情報を電子化して有効活用しましょう。 紙の名刺を電子化する5つの方法を紹介します。

1.スキャナーや複合機でスキャンする

スキャナーや複合機で書類をスキャンすれば、画像データやPDFデータとして保存できます。これは、名刺に限らず多くの書類で行われている電子化の方法です。 ただし、単純に画像データやPDFデータとして保存するだけでは、名刺の電子化による業務改善策としては不足があります。この方法では、所属会社や名前で検索をかけることができませんし、名刺の整理や管理も手作業で行わなければいけません。
そこでおすすめなのが、名刺管理ソフトとスキャナーや複合機を連携させて、データを活用することです。名刺管理ソフトを使うことで、読み取ったデータをテキスト化・リスト化することが可能になり、並べ替えや管理、検索などが容易にできます。

2.専用の名刺スキャナーでスキャンする

名刺スキャナーは、名刺をスキャンしてデータ管理するための専用機器です。最初から名刺管理機能がセットになったものも多く、「スキャナーとソフトの連携などは、難しそうでできる気がしない」という人でもスタートしやすい方法です。
読み取ったデータは、画像とテキストの両方で保存されるものが多いでしょう。社内のパソコンだけでなく、スマートフォンからもデータが見られるものもあります。
ただし、詳細な機能性や読み取り精度などは各機器によって異なるため、事前に確認しておきましょう。 難点としては、専用機器を購入しなければいけない点が挙げられます。また、名刺管理機能がメインではないため、検索や並び替えなどのレスポンスが遅いといった問題が起こる可能性もあります。

3.アプリで読み込む

名刺管理ソフトのアプリを使って、スマートフォンで名刺を読み込む方法です。 この方法には、出先で名刺を受け取った営業担当者がその場で名刺を電子化できるという大きなメリットがあります。帰社する前の移動時間などに手軽に名刺の電子化ができるので、業務効率化につながります。
読み取り精度は使用する名刺管理ソフトによって異なりますが、画像を元に人力で読み取りミスを修正対応してくれるサービスを提供しているソフトもあります。修正にかかる労力と名刺管理にかけられるコストを比較して、利用するサービスを選びましょう。

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4.手入力する

手入力は、以前から行われていた名刺の電子化・データ化の方法です。名刺に記載された情報をエクセルなどで作った一覧表に手入力することでリスト化できます。 社内で行えば初期費用がかからないので手軽に始められますが、電子化にかかる労力はほかに比べて大きくなります。また、二重登録や入力ミスなどを防ぐための対応も必要です。
入力の方法には、「社内で事務スタッフや営業担当者が行う」「名刺入力業務を行っている外部業者に委託する」「クラウドソーシングサービスで外注する」などがあります。

5.スマートフォンで写真に撮る

名刺の電子化を今すぐ、簡単に始める方法のひとつとして、スマートフォンで写真に撮るという方法があります。とはいえ、単純に写真に撮るだけでは、画像保存しかできないため、スキャナーと同様に検索や管理ができないという難点があります。
スマートフォンを使うのであれば、「3」で紹介した名刺管理ソフトと連携させる方法がおすすめです。

名刺を電子化するメリット

名刺を電子化するメリット

名刺を電子化することで、名刺データを顧客管理や営業活動に有効活用できます。名刺を電子化することで得られるメリットを4つ紹介します。

検索が容易になる

紙のまま名刺を保管していると、必要な名刺がなかなか見つけられずに苦労することがあります。「名刺を探す時間」というのは、積み重なると大きな時間の無駄につながるでしょう。
名刺を電子化してテキストデータとして保存しておけば、相手の名前や所属している会社名、部署名などで簡単に検索ができます。さらに、クラウド上にデータを保管すれば、出先からでも顧客情報を簡単に呼び出せますから、業務効率アップに役立ちます。

社内でデータを共有して活用できる

紙の名刺に記載された情報は、その名刺を持っている人しか使うことができません。一方、名刺をデータ化して社内で共有すれば、担当以外の社員が顧客データを必要なときもすぐに情報を呼び出せます。
営業担当者の引き継ぎや、経理や営業事務といった別の部署のスタッフが顧客に連絡を取りたいときに、いちいち紙の名刺をやり取りしたり、連絡先を質問したりすると、時間と労力がかかります。社内でデータを共有することで、スピーディーかつスムーズに業務を進められます。

情報を追記できる

電子化したデータには、相手の好みや営業の進捗といった情報を自由に追記できます。
紙の名刺にも、欄外や裏側にメモなどを残すことがありますが、書けるスペースに限りがありますし、不要になった情報の整理がしづらいという難点もあります。電子データであれば、いくらでも情報を追加できますし、必要に応じた書き換えも可能です。

紛失するおそれがない

「絶対にあるはずなのに、見つからない」というのは、紙の名刺のありがちなトラブルです。電子化して保存しておけば、こうした紛失リスクを軽減することができるでしょう。
もちろん、データ自体が消えてしまうリスクはありますが、セキュリティがしっかりした名刺管理ソフトを使ったり、しっかりバックアップを取ったりすることで、データ破損や紛失のリスクを低減できます。

名刺の電子化にはソフトの活用が便利

名刺の電子化にはソフトの活用が便利

名刺の電子化にはさまざまな方法がありますが、もっともメリットを最大化できるのは、名刺管理ソフトを使うやり方です。電子化した名刺を業務に有効活用するために、ソフトの導入を検討してみましょう。

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データ化が容易

社内のスキャナーなどを使った取り込みや手入力には、電子化までに時間と労力がかかるというデメリットがあります。 その点、スマホで撮影するだけで電子化できる名刺管理ソフトであれば、手軽でスピーディーに名刺の電子化を行えます。さらに、ソフト提供会社のスタッフが人力で読み取りミスをチェックし、修正してくれる機能を持ったソフトを活用すれば、高い精度で電子化を進められるでしょう。

手書きのメモ画像等も合わせて保存できる

名刺の電子化ができる管理ソフトでは、名刺の画像データもテキストデータと合わせて保管できます。「打ち合わせ中に名刺の余白に書いたメモ」などもしっかりデータ化されるので、後々の営業活動等に役立ちます。

パソコンとスマホでデータ共有できる

名刺のデータをクラウド上に保管する名刺管理ソフトであれば、インターネット環境があるすべての場所からデータにアクセスが可能です。社外にいる営業担当者も、その場で簡単にデータを見られるので、顧客情報を有効活用しやすいでしょう。

セキュリティ面

セキュリティのしっかりしている名刺管理ソフトであれば、情報にアクセスできる社員を限定したり、外部からの攻撃をブロックしたりする機能が搭載されていますから、セキュリティ面でも安心です。 ただし、セキュリティの強さは名刺管理ソフトによって違います。名刺管理ソフトを導入する際は、アクセス権限やセキュリティ性能についてしっかり確認しておきましょう。

営業管理ツール等との連携が可能

営業管理ツールと連携できる名刺管理ソフトを使えば、顧客情報の一元化ができるようになります。それぞれの顧客との契約状況や請求情報、担当者情報などをまとめて管理できますし、顧客情報に変化があったときも、いちいち複数のリストの情報を書き換える必要がなくなります。

オンライン名刺交換に対応しているソフトもある

近年、名刺交換をオンライン上で行う「オンライン名刺交換」を行うケースが増えてきています。 オンライン名刺交換に対応している名刺管理ソフトを使えば、受け取ったオンライン名刺をそのままデータとして保存したり、自社の名刺をオンラインで渡したりすることができます。

まとめ

名刺を電子化することで、業務効率の大幅な向上が見込めます。 ただし、電子化の方法を選ぶ際は「電子化にかかる手間やコスト」「電子化した後の活用の幅」「電子化の正確性」などについても考慮しましょう。無料で簡単にできるというだけで電子化の方法を選んでしまうと、期待通りの使い方ができずに、結局電子化をやり直さなければいけなくなる可能性もあります。将来を見据え、自社にとって最適な方法を検討してください。