SDGsロゴの使い方
SDGsのロゴは、ガイドラインの範囲内であれば、誰でも使うことができます。ただし、ガイドラインでは利用の目的や制限などが細かく定められています。利用前に必ず確認しましょう。
名刺とSDGsについての資料を下記からダウンロード可能です。
SDGs名刺資料ダウンロード
SDGsロゴは公式ホームページからダウンロード
SDGsのロゴは、公式ホームページから誰でもダウンロードすることができます。ただし、ガイドラインを守らずに勝手に使うことはできません。
ダウンロードはこちらから
SDGsロゴの利用規約の概要
SDGsのロゴは、利用方法に細かい制約があります。利用する際は必ず利用規約の原文を熟読し、違反がないようにしましょう。ここでは、概要を紹介します。
・色や形を改変したり、別の要素を付け足したりしてはいけない
ただし、国連の許可を得た場合は加工できるケースもあります。
・自社のロゴと並べて表示する際は、「●●(自社名/私たち)は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています」と併記する
・自社のロゴとの間に、100%黒色で0.5ポイントの線を引く
この線は、ロゴと一体化させることはできません。スペースを空けたうえで線を引きます。
・目的によっては事前申請を行う
使用目的による規約の違い
SDGsのロゴは、目的によって事前許可が必要かどうかが変わります。
資金調達や商用以外の、SDGsの情報を拡散するためなどに使用する場合は、事前許可やライセンス契約締結を行わずに、自由にロゴを使うことができます。
一方、資金調達を目的とする場合や、商業用途に使用する場合は、国連に事前許可を取り、ライセンス契約を締結しなければいけません。
名刺にSDGsロゴを使用できるか?
名刺は無償でやり取りをするものですから、商品にSDGsロゴを付けるわけではありません。しかし、名刺交換は多くの場合、ビジネスの現場においてなされるものです。
国際連合広報センターのよくある質問ページには、「名刺や文房具に使用することができますか」という問いに対し、以下の返答がなされています。
「SDGs ロゴ/ホイール/アイコンは、特定の製品、サービスまたは活動に対する国連の支持を示唆する形で使用してはなりません(例えば、製品やサービスの販売促進または広告の文脈での使用など)。また、自己宣伝や個人的な財務利益の獲得を目的とする形でも使用してはなりません。」
引用元:よく寄せられる質問(FAQ)
名刺は販売するものではありませんが、販売促進や自己宣伝という観点で使用することもあります。「商業用途」に該当するかどうかは、判断が難しい部分だといえるでしょう。
「名刺にSDGsのロゴを入れたいが、規約違反にならないか心配」というときは、アイコンやロゴを入れたデザインと名刺の活用法を書いた申請メールを送ってみるのが確実です。
なお、メールの件名と送信先メールアドレスは以下の通りです。問い合わせの本文は、英語で記載してください。
件名:「SDG LOGO/ICON REQUEST」
送信先メールアドレス:sdgpermissions@un.org
「難しそう」と感じたらその他のロゴを使用する方法も
「名刺にロゴを入れたいが、申請メールを送るのは難しそう」と感じた方は、国連以外のSDGsに関するロゴを利用するという方法もあります。
例えば、堺市では、「SDGs未来都市・堺」ロゴマークを用意しています。利用には事前申請が必要ですが、日本語で申請できるため、国連への申請に比べてハードルが低いでしょう。
「SDGs未来都市・堺」ロゴマーク
事業を行っている自治体でこうしたロゴを用意されているか確認してみてください。