素材が名刺に与える力とは?プラスチック名刺のメリットと活用法

投稿日:2020年10月06日  更新日:2020年10月15日

素材が名刺に与える力とは?プラスチック名刺のメリットと活用法

素材が名刺に与える力とは?プラスチック名刺のメリットと活用法

「名刺は紙でできている」というイメージを持っている人は、多いかもしれません。しかし、名刺の素材は紙だけではありません。耐久性や耐水性に優れたプラスチックも、名刺に適した素材です。 たとえば、建築関係や漁港関係の仕事では、屋外で名刺を交換する機会も多いでしょう。このような場合は、汚れや水に強いプラスチック名刺の方が、安心で使いやすいかもしれません。
また、紙の名刺が一般的な今、あえてプラスチック名刺を使い「この名刺はなんだろう」と興味を持ってもらえれば、紙の名刺より強い印象を与えられます。 ここでは、プラスチック名刺のメリット、デメリットを見ていきましょう。

プラスチック名刺の特徴

プラスチック名刺の特徴

プラスチック名刺は、紙の名刺に比べて耐久性、耐水性に優れています。しかし、詳細な特徴はプラスチックの素材や特性によっても変わります。それぞれの特徴を生かした名刺づくりを考え、イメージに合う素材を選ぶことが大切です。

素材の違いを生かす

プラスチックにも、さまざまな素材があります。主に、名刺素材に適しているのは、PET素材とPP素材です。

PET素材

PETとは、「PolyethyleneTerephthalate(ポリエチレンテレフタルレート)」の略です。PETは、ペットボトルや卵のケースにも使われている身近な素材で、もっとも一般的なプラスチック名刺の素材でもあります。PET素材は強度が高く、耐久性のある名刺が作れます。リサイクルできる環境にも優しい素材ですから、エコロジーをコンセプトとする会社や、自然派の商品を扱っている会社でも取り入れやすいでしょう。素材そのものは透明ですが、着色性に優れているので写真やイラストを入れたカラー印刷にもおすすめです。

PP素材

PPは、「polypropylene(ポリプロピレン)」の略です。PET素材よりも少し柔らかく、優しい雰囲気を持ったプラスチック素材です。透明性を生かしたデザインや、薄手のプラスチック名刺などを作るのに適しています。プラスチック名刺でありながら、柔らかさや優しさを感じさせることから、柔軟性や親しみを感じてもらいたい場合におすすめです。
ただし、強く折ると折り目がついてしまうという難点があります。また、PET素材に比べると、取り扱っている名刺印刷会社が少なく、希望する仕様や納期で作成ができるか、早めに確認しておいた方がいいでしょう。

プラスチック名刺のデザイン的特徴

プラスチック名刺のデザイン的特徴

プラスチック名刺には、素材の特徴のほか、透明度や光沢といったデザイン的な特徴の違いもあります。これらの違いも、相手の印象に影響を与えます。

スケルトン

プラスチック名刺には、スケルトンと不透明なものがあります。スケルトンのプラスチック名刺は、光の効果を利用した独特の色合い・風合いを表現できます。これは、紙の名刺にはない、プラスチック名刺ならではの美しさです。
光をうまく利用した印象的な名刺づくりには、スケルトン素材がおすすめです。一方、透明ではないプラスチック名刺には、完全に不透明なもののほか、くもりガラスやすりガラスのような透け感があるものもあります。素材の特徴をうまく生かして、オリジナリティーのある名刺づくりを楽しめます。

光沢のある素材・抑えた素材

紙の名刺の素材にも、コート紙などの光沢を持った素材はありますが、プラスチック名刺はまた一風異なる光沢を持っています。光には、人の心をとらえる力があります。光沢のあるプラスチック名刺は、とりわけ華やかで、印象に残りやすい名刺づくりを可能にします。
また、光沢を抑えたマットなプラスチック名刺は、上品で個性的な雰囲気に仕上がります。直接名刺に書き込みができる素材もあり、一言添えるのも新鮮な印象を残せるでしょう。紙の名刺のように、相手が自由に覚書を書くことも可能です。

プラスチック名刺だからできる遊び

プラスチック名刺だからできる遊び

プラスチック名刺ならではの特徴の一つは、「破れない」ことです。折れ目がつくプラスチック素材でも、破れることはありません。この特性を生かして、プラスチック名刺ならではの遊びを演出してみましょう。

「折る・切る・抜く」を生かした遊び

PP素材のプラスチック名刺は、「折れ曲がる」という特性を生かし、名刺に折れ線を設計した「折ってもらう」名刺を作れます。二つ折りにして立てて飾れる名刺、切り取り線を入れ、一部が立ち上がる名刺も楽しいでしょう。
自社製品やミニチュア、自社キャラクターなどが立ち上がるデザインで相手に情報を伝えたり、小さな販促品名刺として活用したりするなどを考えてみてはいかがでしょう。また、会社名やロゴなどをあえて印刷せず、抜くデザインの名刺で、型をなぞって描きだし、子供心に戻ってサイン代わりに使うのも楽しいかもしれません。

光沢や透明感を生かした遊び

プラスチック名刺も、片面だけでなく両面に印刷ができます。名刺の表面は光沢なし、裏面は光沢ありなど、テイストを変えて印刷するなど、遊び心のあるデザインを楽しみましょう。また、透明な素材の印刷しない部分は下が透けて見えるので、リーフレットなどとセットデザインし、添付するなどひと味違った印象を演出できます。 名刺交換の際、アイスブレイクの雑談ネタに困るという人も、プラスチック名刺ならではの仕掛けを利用すれば、自然に会話をスタートさせやすくなります。相手との関係性を強めるためのプラスチック名刺を活用方法を、考えてみましょう。

プラスチック名刺のメリット・デメリット

プラスチック名刺のメリットとデメリットを整理して、ご紹介します。プラスチック名刺を効果的な活用に、イメージに合う名刺づくりに生かしましょう。

メリット

・高い耐久性、耐水性がある
・劣化しないので長期間の保管が可能
・0.18mmの厚さから作れるので、収納・携帯に負担がない
・リサイクル可能で環境に優しい
・色鮮やかな印刷ができる
・UVコーティングで色あせを防げる
・柔らかな光沢で高級感がある
・素材の珍しさがあり、興味を持ってもらいやすい
・プラスチックならではの工夫や遊び心のあるデザインができる

プラスチック名刺は、独特の質感と高い耐久性が魅力です。長く保管でき、渡した後も折れたり破れたりしません。万一、コーヒーなどがこぼれても読めなくなりません。相手との交流を深めるなかで、大きなメリットになるでしょう。 また、珍しさから、注意をひきつけやすく、渡した後も長く印象に残せるのもメリットです。

デメリット

・印刷工程や長期保存で、表面に小さな傷がつくことがある
・角の処理に注意しないと他のものを傷つけることがある
・紙の名刺に比べると印刷代金が高い

紙の名刺に比べてプラスチック名刺は、擦れなどにより小さな傷がつくことがあります。保管には摩擦が起こりにくい、柔らかい紙の名刺ケースなどを使いましょう。 また、厚みのある硬めのプラスチック名刺は、角を丸く加工することをおすすめします。相手を傷つけたり、ほかの名刺を傷めたりする可能性を軽減できます。

まとめ

プラスチック名刺が持つ耐久性や高級感は、紙の名刺では得られないものです。まったく同じデザインでも、素材をプラスチックにするだけで目をひき、相手の印象に残りやすくなるでしょう。さらに、プラスチックの素材感や特徴を生かしたデザインにすれば、強い訴求力が期待できます。 ただし、印刷所によっては、プラスチック名刺を取り扱っていないこともあります。取り扱っている素材や印刷方法、加工方法もそれぞれで違うため、希望のデザインや素材がある場合は、対応可能かどうか事前に確認しておきましょう。

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