名刺は最初のメッセージ。目的に合わせたデザインやフォントを選ぶ。

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投稿日:2020年06月12日  更新日:2020年06月26日

名刺は最初のメッセージ。目的に合わせたデザインやフォントを選ぶ。

名刺は最初のメッセージ。目的に合わせたデザインやフォントを選ぶ。

名刺にはさまざまなサイズや形状があり、使用されているフォントや紙質も多岐にわたります。名刺をつくる時には相手に何を伝えたいかの目的や用途によって、デザインやフォント、紙質を変えることが大切です。
今回は名刺のサイズやフォント、紙質に注目し、それぞれに適した用途を解説します。

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名刺のサイズ

名刺のサイズ

名刺は「名刺4号」と呼ばれる一般的なサイズ以外にも、多種多様な大きさの名刺が存在します。
名刺のサイズを変えることで、相手に与える印象は変わります。伝えたいメッセージや強調したいこと、二つ折りや三つ折り、変形名刺などの個性的な名刺の制作も視野に入れて考えてみるのも楽しいです。
ここでは、さまざまな名刺のサイズとそのメリットについてご紹介します。

一般的な名刺のサイズ

一般的な名刺のサイズは「名刺4号」と呼ばれる規格で、91×55mmの寸法になっています。 名刺のサイズが91×55mmとなった理由は、フランスの写真家ディスデリが考案した写真付き名刺の寸法が「82×57mm」だったことや、昔の日本で使われていた長さの単位が関係していると言われています。
かつて日本国内では「寸」「尺」という単位が用いられていました。ディスデリが考案した名刺サイズに近い長辺の長さが日本の3寸でした。この3寸を基に、人間がもっとも美しいと感じる「黄金比」を短辺に適用させたのが「名刺4号」サイズです。国内の多くの名刺入れも、この「名刺4号」サイズに合わせた大きさでつくられています。

いろいろな名刺のサイズ

日本国内では名刺のサイズを指定せずに発注した場合、「名刺4号」のサイズで納品されます。女性が使用することが多い小ぶりの名刺には85×49mmの「名刺3号」と呼ばれるサイズもあります。 一方、アメリカでは89×51mmの名刺が主流で、日本国内では「欧米サイズ」と呼ばれています。ただし、欧州諸国の名刺のサイズは85×55mmが主流で、北欧では90×55mm、東欧では90×50mmと名刺のサイズはいろいろです。
日本国内でも名刺4号より大きいサイズでは名刺5号(100×61mm)、名刺6号(116×70mm)などがあります。掲載できる情報量を増やしたい場合は、二つ折り、三つ折りの名刺をつくるのもいいでしょう。

名刺のサイズについては下記もお勧めです。
一般的な名刺のサイズは、なぜ91×55mmなのか?

一般的な名刺サイズを採用するメリット

名刺入れは、一般的な名刺サイズ「名刺4号」にあわせて製作されています。したがって、名刺を受け取った人が名刺入れに入れやすく、携行しやすいサイズは「名刺4号」ということになります。 「名刺4号」のメリットはそれだけではなく、名刺作成業者が提供する豊富なテンプレートやフォーマットも「名刺4号」サイズで好みや用途に適した名刺を作成しやすい点にあります。

名刺のフォント

名刺のフォント

名刺に掲載する情報は、企業ロゴや写真を除くと文字情報がメインです。 この文字のフォントを変えるだけで名刺のデザイン、印象はがらりと変わります。名刺のフォントにこだわることは用途や目的に合わせた名刺をつくるために必要不可欠だといえます。
ここでは、名刺に使われる主なフォントの種類と特徴、イメージなどについて解説します。

明朝体

明朝体は、もっとも使用される頻度の高いフォントです。その可読性の高さから雑誌や小説、新聞などの媒体に使用されることが多いフォントであり、ほかのフォントと比較して知的な印象を与えるフォントです。 そのため明朝体は、弁護士や医療関係、教育機関などの職業の人におすすめのフォントだといえます。

ゴシック体

ゴシック体も、国内で漢字やかな表記に使われることの多いフォントです。明朝体とともに東アジアでは、使用頻度の高いフォントです。 視認性が高いことから、雑誌のタイトルや表紙、広告などに使用されることが多く、明朝体よりもポップな印象で親しみやすさ、柔軟さを感じさせるフォントでもあります。 一般企業の名刺だけではなく、ショップカードやデザイナー、イラストレーターが持つ名刺にも使われることが多いフォントです。

楷書体

楷書体は明朝体の源流であり、入り、止め、はねなど筆のタッチを取り入れつつ、1画をつなげずに筆を離して書かれたフォントです。 方形に近い字体であり、和を感じさせる整然としたフォントなので、老舗企業や店舗の名刺に使用すると風格を出せます。

Helvetica(ヘルベチカ)

Helveticaはラテン語で「スイス」という意味があり、スイスモダニズムを表すフォントとされています。 相手に信頼感を与え、説得力が強いことを生かし、Helveticaは多くの企業のコーポレートタイプやロゴフォントに使用されています。 名刺に使用する際は漢字やかなに対応していないことから、主に英語表記の名刺に使います。相手からの信頼性が大切な大企業や、会計士などの職業に向いたフォントです。

Futura(フーツラ)

FuturaはHelveticaに次ぐ知名度があり、ラテン語で「未来」という意味があるフォントです。 幾何学造形が高級感を出すことから、フォルクスワーゲンやルイ・ヴィトンなどの一大ブランドのロゴに使用されています。名刺に使う際は高級感を出したいホテル経営者などが使用すると、高級感を与えられます。

Garamond(ガラモン)

Garamondは16世紀のフランスにいた、クロード・ガラモンの活字をベースにつくられたフォントです。 癖が少なく可読性に優れ、詩的で伝統的かつ柔和な印象を与えるフォントなので、見出し、本文のどちらにも使用可能です。 名刺に使う場合は、自社の伝統と品格を海外の人に伝えるために使用することがおすすめです。

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イメージを大きく左右する!? 名刺の書体

名刺の紙質

名刺の紙質

名刺のデザインやサイズにばかり注目しがちですが、紙質も名刺の完成度や印象を左右する要素です。ここでは名刺の紙質の種類と用途、相手に与える印象などについて解説します。

上質紙

上質紙はポピュラーかつシンプルな用紙であり、上品で柔和な印象を与えます。 質感がサラサラしていて厚みがあり、シンプルな名刺をつくるのに適しています。色の再現性が乏しく、光沢はありません。 耐久性はほかの用紙に劣ります。名刺に耐久性を求めるなら、ほかの用紙の検討をおすすめします。

ケント紙

ケント紙は上質紙よりも色の再現性が高く、インクがにじみにくいのが特徴です。仕上がりがきめ細やかでシンプルなデザインの名刺に適しています。 一方、色の再現性ではコート紙に劣り、耐久性も淡クリーム紙に劣ります。

マット紙

マット紙は光沢を出ないようにつや消し効果を加えた用紙で、質感がサラサラしています。高級感や落ち着いた雰囲気があります。

淡クリーム紙

淡クリーム紙は耐久性が高く、滑らかな手触りが特徴です。 文字のみ名刺などシンプルさを生かしたデザインに適しており、マット紙と同様、誠実なビジネスマンなどオーソドックスな名刺に向いています。

コート紙

コート紙は、紙の表面に薬剤が塗られており、写真を鮮やかに表現できます。 そのため写真掲載に適し、写真を鮮やかに見せたい名刺におすすめの用紙です。

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名刺のイメージを決める!?おさえておきたい印刷用紙の選び方

まとめ

名刺にはさまざまなサイズが存在し、フォントや紙質も多種多様です。 自分が相手に伝えたいことに合わせたサイズやフォント、用紙を選択し、望み通りのイメージの名刺を作成できるようにしましょう。相手に自分をどのように見せるか、名刺はその第一印象を決めるのに必要なものです。目的や用途に応じて数種類の名刺を使い分けることで、ビジネスチャンスに生かす名刺を作成していきましょう。

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