おさえておきたい!名刺作成業者を選ぶときのポイントは?

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投稿日:2019年07月10日  更新日:2021年01月29日

おさえておきたい!名刺作成業者を選ぶときのポイントは?

おさえておきたい!名刺作成業者を選ぶときのポイントは?

名刺をつくる時、どの業者に依頼するかで完成度が変わります。名刺のクオリティは業者の実績や技術力に左右されるものです。外注先の業者は慎重に選ばなければなりません。
しかし「外注先を選ぶ」といっても、どんな要素に注目して業者を決めれば良いかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
外注先を選ぶ時に見るべきポイントは、「実績」、「価格」、「加工手段や使える用紙の豊富さ」、「品質」、「納期」の5つです。これら5つのポイントの優先順位を決めた上で、注文時の手間や利便性も踏まえ、それぞれに特徴のある外注先の中から適正な業者を選定しましょう。

名刺印刷業者の種類と特徴

名刺印刷業者の種類と特徴

大きく分けて、印刷業者にはネット印刷会社と一般的な印刷会社の2つがあります。両者を比較してどちらかが良く、どちらが劣っているというものではありません。工程の違いやサービスの幅に違いがあるだけで、完成品のクオリティ自体は各業者の技術や力量によって決まります。
そのことを踏まえた上で、まずは2種類の印刷業者の違いについて詳しく見ていきましょう。

ネット印刷会社

現在、印刷の主流となりつつあるのがネット印刷業者です。
ネット印刷業者の大半は、「製版」から「印刷」、「加工と製本」、「納品」までの工程に対応しています。印刷物の内容や用途に合わせた標準的な印刷物の仕様に絞り込み、あらかじめ価格を明示しています。
また、ネット上で名刺やチラシなど、比較的簡単な印刷物のテンプレートや制作支援ツールを豊富に提供し、顧客に高い利便性とスピーディーさを実現しているのも大きな特徴です。テンプレートの利用や対面営業を省くことで、費用の軽減を戦略的に取り込んでいるのも特徴と言えるでしょう。
つまりネット印刷会社は、忙しい現代に時間を省く多様なツールをネット上で提供することで、顧客から支持されているデジタル時代のニーズに対応した業者だと言えるでしょう。

一般的な印刷会社

一般的な印刷会社は、企画や仕様といった顧客のニーズに対する提案活動から、「デザイン」、「制作と組版」、「校正」、「製版」、「印刷」、「加工と製本」、「納品」までの一連の流れで印刷物を完成させます。
営業担当者が顧客のニーズをヒアリングし、求める理想形のデザイン、用紙の選定などを提案します。名刺に使用する画像やトレース、特殊色など、こだわりの技術が必要な場合は、外注先として検討するのも良いかもしれません。最近人気の独特の凹凸感や美しい印影を感じさせる活版印刷の名刺などは、古き良き時代からの印刷技術が生きる名刺といえます。
ただし、人手や時間などがかかり、費用的には負担が多くなるのが通常ですから、費用対効果の観点からチェックする必要があるでしょう。

名刺の印刷会社選びにお困りでしたらぜひ一度弊社へご相談ください。
名刺作成ならウェブ発注システムのPRINTBAHNⅡ

外注先を選ぶときのポイント

外注先を選ぶときのポイント

名刺の完成度は印刷会社によって左右される側面があるため、発注先は慎重に選ばなければなりません。
では実際に、名刺作成の発注先を選ぶ時には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
業者を選ぶときに押さえておきたいポイントについて、詳しく見ていきましょう。

今までの実績

名刺は、自己紹介のツールというだけではなく、所属する会社のことを相手により良く知ってもらうための重要な道具でもあります。名刺の品質が低ければ、相手側の企業に対して失礼にあたることにもなりかねません。
数多くの名刺作成実績がある会社であれば、用紙やデザイン、テンプレートの種類も幅広く取り揃えていることが多く、ノウハウも蓄積されているため信頼性が高いと言えるでしょう。

価格と費用

名刺は会社の顔となる大切なツールとはいえ、作成する時はなるべく経費を削減したいものです。
名刺は会う人の数に応じて用意するものですから、特に営業職では常に補充が必要で、そのコストは軽視できません。
そのため、なるべく安い料金で制作してくれる業者を選びがちですが、名刺は一般の商品と異なり、金額だけでは判断しがたい側面があります。
値段の安さを強調している業者は、印刷の品質を犠牲にしている場合がありますし、そうでなかったとしても、オプションやシステム利用料などが別途設定されており、最終的な金額が想定以上に高くなってしまうということもあります。
出来る限り予算を押さえながら、理想の名刺をつくることができるかどうか、様々な要素を総合的に判断しながら外注先を選ぶようにしましょう。

名刺作成の費用については下記により詳しく記載しております。
いくらくらいかかる?名刺の作成費用を安くおさえるコツをご紹介

加工手段や用紙が豊富か

名刺の印刷には、箔押しなどの特殊加工や特色インクでの印刷など、オプションを追加することもできます。
名刺に独自性を出したい時や、こだわりのデザインを生かしたいといった場合は、必要な加工手段やそれにあった用紙を選べるかどうかも外注先選びの基準になります。
特に用紙は一見しただけではわからないことも多いため、サンプルを取り寄せて紙質を確認できるかどうかも判断材料の一つに挙げられるでしょう。

名刺の印刷用紙については火気により詳しく記載しております。
名刺のイメージを決める!?おさえておきたい印刷用紙の選び方
印象を左右する、名刺の厚さ

納期

多くの場合名刺は、ビジネスの場で使用するものです。必要な時に名刺がなければ、仕事に支障をきたしてしまうこともあります。
そのような事態を避けるために、印刷会社を選ぶ段階で納期についても必ず確認するようにしましょう。当日出荷可能な会社もあれば、納品までに数日を要する会社もあり千差万別です。納期が短い場合は、印刷の品質が落ちることも考えられますし、選べるデザインテンプレートやオプションの種類も限られる傾向があります。
納期と品質を総合的に判断するようにしてください。

名刺の品質

納品される名刺の品質をあらかじめ確かめるためには、外注先が採用している印刷方法を知ることも大切です。
後述するオンデマンド印刷か、パンフレットや雑誌などの高品質な商用印刷に使われるオフセット印刷にも対応しているかも判断基準の一つと言えるでしょう。
印刷方法によって仕上がりや品質も異なってきますから、高品質な名刺を作成したい場合は、オフセット印刷を採用している外注先を選びましょう。

品質保証

インターネットで印刷を注文する時は、品質保証について事前に確かめておくことが大切です。
特に色の仕上がりは、パソコンのモニターやスマートフォンの画面上で見た色と実際に印刷される色では違いがあります。これは、モニターなどで見える色は光の3原則(RGB レッド、グリーン、ブルー)で構成され、印刷物は色材の3原則(CMYK シアン、マゼンタ、イエロー)で構成されるためです。また、使用する用紙の特徴によっても、色の見え方に違いがあります。
そのため、色の仕上がりや裁断ズレなどに関してきちんとした情報が明記されているか、品質保証に関する注意書きをよく読んだうえで名刺印刷を依頼するようにしましょう。

オンデマンド印刷で費用を削減

オンデマンド印刷で費用を削減

名刺印刷には多くの印刷会社が、安価で早期納品が可能なオンデマンド印刷を採用しています。
では一体、オンデマンド印刷とはどのような印刷方式なのでしょうか。

オンデマンド印刷とは

オンデマンド印刷とは、データをデジタルで直接読み込み、高性能レーザープリンタや名刺専用印刷機で印刷する方式です。
オフセット印刷がDTP編集(デザイン・版下制作)からはじまり、専用の「版」を組んで刷版するのに対し、オンデマンド印刷ではそのような過程を省き、素早く安く印刷することができます。
ただし、摩擦や折による損傷を受けやすく、印刷の位置にも若干のズレが生じます。

特徴

オンデマンド印刷の大きな特徴は、安価に早く印刷が可能なことです。
すぐに納品してもらいたい時、コストを重視する時などにはオンデマンド印刷のメリットは大きいと言えます。
しかし、トナー(粉末インク)を使用するオンデマンド印刷は、液体インクを使用するオフセット印刷に比べると、色の再現性やディティールの表現が劣ります。そのため、精密な印刷には向いていません。
従って、時間はかかっても名刺の色合いや品質を重視したいのであればオフセット印刷、とにかく安く早く仕上げたい場合にはオンデマンド印刷を採用するといった使い分けをするとよいでしょう。

まとめ

名刺は、会社の顔ともいえる大切なツールです。クオリティの高い名刺をつくってくれる業者、安心して任せられる業者に作成を依頼したいものです。
今回解説したポイントを踏まえて、外注先の業者を慎重に選ぶようにしましょう。

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