コーポレートアイデンティティを生かし、会社の個性を名刺に表わす

投稿日:2020年10月06日  更新日:2020年10月15日

コーポレートアイデンティティを生かし、会社の個性を名刺に表わす

コーポレートアイデンティティを生かし、会社の個性を名刺に表わす

コーポレートアイデンティティは、「企業の自己同一性」と訳され、企業の個性や特徴を、統一されたイメージで提示するものです。そのことからコーポレートアイデンティティは、「企業戦略」の基本の一つといえるでしょう。 ここではコーポレートアイデンティティを生かす名刺の作り方について考えてみましょう。

コーポレートアイデンティティの構成要素

コーポレートアイデンティティの構成要素

コーポレートアイデンティティ(CI)は、「存在価値」「独自性」とも訳されます。取引相手や顧客から、どのような企業理念のもとに活動する企業であるかを理解していただくためのものです。 コーポレートアイデンティティをわかりやすく発信し、企業活動への理解とブランドイメージを高めることは、効果的な企業戦略です。 このコーポレートアイデンティティには、3つの構成要素があります。まずは、構成要素をチェックしてみましょう。

マインド・アイデンティティ(Mind Identity MI)

マインド・アイデンティティは「理念の統一」と訳され、会社の基本理念を表します。 「マインド」は、企業の根幹を支える概念として、全社で共有することが大切です。
一般的に、企業のマインド・アイデンティティは、
・企業理念・ビジョンなどの企業があるべき姿を示すもの
・企業活動の中で定義づける社会的意義
・和を重んじるか、革新を目指すか? など、企業の目指す方向性のスタンス
一言で表すなら、マインド・アイデンティティとは企業の存在価値を定義づけたものです。

ビヘイビア・アイデンティティ(Behavior Identity BI)

ビヘイビア・アイデンティティは、「行動の統一」と訳され、理念に基づく自社の行動、および提供する製品やサービスを通じ「顧客にどう思われたいか」を明確に提示し、企業活動の姿勢を作りだす概念です。つまり、マインド・ビヘイビアにのっとり、自社の理念を行動によって実践するための指針と位置づけるとよいでしょう。
一般的なビヘイビア・アイデンティティは、
・行動指針
・組織改革・活性化
・コミュニケーション指針(顧客との接し方、SNS指針など)
・サービスの提供・管理(品質管理やサービスの提供方法など)
・行動計画
ビヘイビア・アイデンティティは、企業の行動を定義するものとして、近年、重視される傾向があります。

ビジュアル・アイデンティティ(Visual Identity VI)

ビジュアル・アイデンティティとは、「視覚の統一」と訳され、3つの要素の中で一番広く発信される情報で、日常的に目にしやすいものです。名刺やホームページなどで自社の独自性を示し、顧客や社員に一貫性のある価値を訴求します。 顧客や自社の社員に、ビジュアル的に提示されるコーポレートカラーやロゴにより、自社のブランディングやイメージを作り上げていくことにつながります。
一般的なビジュアル・アイデンティティは、
・スローガン
・ロゴ
・コーポレートカラー
これらは名刺やパンフレット、自社ホームページなどを通じ、統一感を持つ情報として発信され、自社のイメージ戦略を効果的な展開にするために使われます。ビジュアル・アイデンティティには、対外的に一番発信しやすい情報という特徴もあります。

コーポレートアイデンティティを高める名刺とは

コーポレートアイデンティティを高める名刺とは

名刺は、持つ人の顔であると同時に、会社の顔でもあります。コーポレートカラーやロゴを生かしたデザインで、会社の基本情報を正しく、わかりやすく伝えるコミュニケーションツールでなくてはなりません。
会社のイメージに合った紙質やフォントの選定など、基本を大切にするように心がけましょう。 この章では、コーポレートアイデンティティを高める名刺について解説します。

ビジュアル・アイデンティティを活用する効果

自社のイメージが商品やサービスによってバラバラであったり、意図したイメージを持たれていなかったりするときは、ビジュアル・アイデンティティの視点から、ビジュアルコンテンツを再検討することをおすすめします。つまり、意識的にロゴやコーポレートカラーを統一させるなど、自社が目指すイメージを相手方に描いてもらうということに注意を注ぎます。
そのために必要なことは、まず、どのようなイメージを発信するかを明確にします。そして、どのようなデザインやカラーが、自社の希望するイメージを体現できるのか理解した上で、デザインやコーポレートカラーを決定します。 コーポレートアイデンティティの3つの要素を、効果的に組み合わせ、独自性のある情報発信が重要です。

コーポレートアイデンティティの意義

コーポレートアイデンティティの意義

コーポレートアイデンティティ発信の効果ポイントを紹介します。

自社のイメージに一貫性を持たせる

イメージに一貫性を持たせることは、自社商品やサービスのブランディングにつながります。その結果として、顧客から企業への安心感や信頼感が生まれやすい環境が創出されます。

自社の独自性を伝達、他社と差別化し、自社のブランド化を強化する

自社ならではの強み(USP=ユニーク・セリング・ポイント)を、訴求します。USPの明確化は、市場での差別化をはかり、価格競争でも優位性を確立できます。顧客から、自社の商品やサービスをを選んでもらうための基盤づくりにつながります。

社会的意義の告知ができる

コーポレートアイデンティティは、自社の理念やCSRの具現化でもあります。言い換えれば、自社の社会的価値を社会にわかりやすく発信し、コーポレートアイデンティティの認知拡大に役立ちます。

ファンを生み、そのファンを囲い込む

存在価値や社会的価値の認知拡大は、自社のファンを生み、増やします。コーポレートアイデンティティによって生まれたファンは、自社の理念や行動に共感して、長いファンとなってくれる可能性が高いといえるでしょう。

コーポレートアイデンティティを名刺に生かす

コーポレートアイデンティティの発信方法は、いろいろありますが、ビジュアル的に発信は非常にわかりやすく、拡散力の強い方法の一つです。名刺作成にも、次の点を意識すると効果的なコミュニケーションツールにできます。
・コーポレートカラーを意識し、自社のサービスをイメージさせるデザイン、フォントを選ぶ
・CSRや自社のビジョンを意識した素材を選ぶ
・ホームページやカタログ、看板など、ビジュアルイメージに一貫性を持たせる
名刺は、顧客や取引相手との最初の接するビジネスツールです。ビジネスサポートにつながる名刺を作成し、ぜひ自分や自社を効果的に印象付けられるよう工夫しましょう。

まとめ

コーポレートアイデンティティを意識すれば、自社のイメージに一貫性が生まれ、社会的に自社の価値を高め、自社のファンを増やすという好循環をつくり出せます。 名刺でコーポレートアイデンティティを効果的に発揮するには、コーポレートカラーやロゴなどを意識したビジュアル・アイデンティティの活用がおすすめです。

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