面白い名刺

投稿日:2020年05月13日  更新日:2020年09月07日

面白い名刺

面白い名刺

名刺は紙だけでなく、木やプラスチックなど意外な素材でも作れます。見た目の特徴が変わるだけでなく、素材を変えればさまざまなメリットが生まれます。たとえば、ペットボトルの再生用紙を利用した名刺は、環境への配慮をアピールできます。このような特徴的な素材を使った名刺は、受け取った相手に「面白い!」と感じさせ、会社の印象をアップさせられるかもしれません。さらに、プラスチックやフィルムなど耐水性のある素材の名刺には、機能面のメリットもあります。
ここでは、お客様との話題づくりにも一役買ってくれそうな面白い素材でつくられた名刺をご紹介します。

プラスチック名刺

プラスチック名刺

紙に印刷する名刺のデメリットの一つは、水や湿気に弱いことです。水にぬれて破れたり、変形したりしてしまいます。印刷の種類によっては文字がにじんで読みづらくなってしまうこともあります。プラスチック素材の名刺は、そのデメリットを解決してくれます。
プラスチック名刺は、薄手で丈夫。水にも強く、耐久性に優れているのが特徴です。プラスチック素材の名刺やカードの作成を専門に行う印刷会社もあり、さまざまなタイプのプラスチック名刺が作成できます。基本的な白色はもちろん、高級感があふれるゴールドやシルバーなどの色も豊富に選べるほか、透明なスケルトンタイプも作成が可能です。
スケルトンのプラスチック名刺は光を通すことで、独特な透け感が美しくさわやかな印象を与えます。透明なタイプ以外にもすりガラス調のものもあり、目的やイメージに応じて選べます。

食べられる名刺

食べられる名刺

インパクトという点では、「食べられる名刺」もあります。東京の杉並区にあるスイーツショップ「シリアルマミー」では、クッキーでつくる名刺サービスを提供しています。
また、「デザイン事務所アイデア」ではメッセージピーナッツの名刺サービスを提供しています。社名・氏名・電話番号を落花生の表面に刻印しています。たくさんの情報を載せることはできませんが、落花生約100個入りのガラス瓶入り商品が好評です。通常の紙の名刺とともに、タイミングを計って一粒渡したり、事務所にガラス瓶を置いてもらうなどアイデア次第で一度に多くの方に名前を覚えてもらえるかもしれません。「食べる名刺」は「食べたらなくなる」を口実に、何度もお客様のところへ足を運ぶ口実になるかもしれません。

フィルム名刺とアルミ名刺

フィルム名刺とアルミ名刺

名前の通りフィルム素材の名刺です。プラスチックのクリアさとは違った柔らかな透け感があり、破れにくく折れにくい、しなやかな弾力がフィルム名刺の特徴です。湿気にも強く、カールすることもありません。ぬれてもさっとひと拭きすれば大丈夫です。近年はフィルム印刷の技術も進化しているため、多彩なカラー、デザインのフィルム名刺を作成することが可能です。
フィルム全体に粒子状のパール加工を施した光沢のあるフィルム素材なら、光の反射角度によってツヤのある輝きを放ちます。フィルム名刺というと「安っぽい」印象を持つ方も多いかもしれませんが、フィルム素材ならではの高級感の演出もできます。
また、プラスチックやフィルムと同様に水に強い素材としては、アルミ名刺もおすすめです。アルミならではの質感を生かし、シャープさと高級感が特徴です。ただ、やはり金属ですので、角は安全のため「丸角加工」の方が良いでしょう。

木の名刺

木の名刺

木の名刺は、ほのかな木の香りとぬくもりのある風合いが楽しめるのが魅力です。木を薄くスライスし、紙を挟んで貼り合わせたタイプものもあります。ヒノキやヒバ、桐、スギといった日本でおなじみの素材のほか、トドやホワイトオーク、シナ、白樺、ホワイトチェリー、メイプルなど多種多様な木の種類から選べます。サンプル発送を行っている印刷会社もありますので、一度取り寄せてそれぞれの風合いや香りを確かめてみるとよいでしょう。
木への印刷では、印刷のフォントや色使いが限られるのでは?と考える人も多いかもしれませんが、フルカラー印刷も可能で、品質も紙の名刺と比べて変わりありません。木の名刺は紙の名刺に比べて、厚手なものが多いのも特徴です。木が持つ特別感から、老舗企業や自然環境にかかわる業種の人におすすめの名刺といえるでしょう。
木の活用は近年話題になることも多く、全国各地で駅舎が木造化されたり、木造ビル建築の構想が発表されたりしています。日本には、木造の社寺建築やヒノキ風呂など古くから愛された木の文化があり、日本人の生活と親和性が高い素材といえます。また、名刺はもともと中国が起源で、訪問先に自分の素性を記した木札を置いたことが始まりとされています。これらの背景を考えれば、木は名刺にうってつけの素材といえるかもしれません。
木のほかにも、バナナを活用したバナナペーパーや北海道産小麦わらとパルプを組み合わせた素材などを使った、エコを意識したタイプの名刺もたくさん存在しています。特に環境関連の事業をしている場合には、業務内容とリンクさせる意味でもこのような素材を積極的に活用するとよいでしょう。

和紙の名刺

和紙の名刺

上品な和紙でできた名刺は、やさしい風合いと高級感、心地よい肌触りが魅力です。また和紙は、オンデマンド印刷やオフセット印刷、活版印刷とも相性がよく、活版の独特の凹凸感は特に美しく映えます。日本ならではの商品や、サービスを扱う企業に最適な名刺といえるでしょう。
和紙のなかには、誰にもまねできないオンリーワンの和紙もあります。「人間国宝」の9代目・岩野市兵衛さんがつくる人間国宝和紙「越前生漉(きずき)奉書」も、その一つです。手漉きで300回もすり重ねてつくる和紙は強度も十分で、容易にはちぎれない頑丈さを持っています。このようなこだわりの和紙を使って作成した人間国宝名刺は、現在手に入る名刺のなかでも最高級の一品といえるでしょう。先代がすいた和紙は、ピカソが絵を描くのに愛用していたことでも有名です。名刺交換時の話題づくりにも、役立つことでしょう。
また、日本らしい名刺といえるのが、「お守り名刺」です。この名刺は、長野県の浄光寺の副住職である林映寿(はやしえいじゅ)が自ら「名前とオーダーしたメッセージ」を書いてくれる名刺です。厚手の生成りのコットン紙に、メッセージにあった手書きの筆文字がデザインされます。注文完了後、名刺のデザイン案と名前の筆文字が2点送られてきますので、好みのものを選んで作成してもらえます。躍動感、あたたかさ、力強さが魅力のオリジナルの名刺が作成できます。

まとめ

最近は、名刺交換もオンラインでできる時代になりました。AR(拡張現実)技術を応用した合成画像がディスプレイ上に飛び出す名刺も登場するなど、デジタル化が一段と進んでいます。しかし、日本ではまだ印刷された名刺を手渡しする文化が、主流です。印刷された名刺を対面で交換することで、印象に残りやすくなるというのもメリットでしょう。 最近では、印刷技術の向上により名刺に使える素材もますます増えています。食べられる名刺から、人間国宝の手すき和紙の名刺など、自社のイメージやコンセプトに合う素材で工夫してみるのもおすすめです。あなたが伝えたい思いを、名刺を受け取った相手に同じように感じてもらえようにする心遣いは大切です。「これは面白い!」といわせる一枚を作成し、印象アップを目指しましょう。

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